医学部を目指す為の大学選び!

 

 

医学部を目指すにあたってその通り門となる大学ですが、医学部の大学といっても全国に多数あります。大学によって教育方針やカリキュラムが少し異なったりもします。今回は、東北大学と九州大学にポイントをあててその大学についてお話ししたいと思います。

ぜひご参考にしてみてください。

 

目次

 

1、東北大学について

2、東北大学の奨学制度について

3、九州大学について

4、九州大学の奨学金制度について

5、希望大学に入るための勉強法

①数学編

②英語編

 

1、東北大学について

医学部医学科の使命は、豊富な知識と技術に裏打ちされた暖かい人間性と高い倫理観を有する医師を育成することです。医師たる者には種々領域でのリーダーとして、幅広い見識と深い洞察力が求められており、東北大学医学部医学科では、問題解決に向けての指導力、実践能力を育む教育を推進しています。一方、人類の幸福に質することができる人材の育成には、学生自らも向学心に燃え、能動的に学習することが必須です。そこで、教員と学生が互いに協調した教育カリキュラムを編成し、学生の豊かな人間性と実践能力の育成に努めています。

また、東北大学医学部医学科では、倫理探究心の強い医学科学生が研究に専念できるように。MD-PhDコースを設定しています。MDは医学士を、PhDは博士(医学)を意味します。すなわち、MD-PhDコースでは、博士号を持つ医師を養成しています。

東北大学医学部医学科では政府の「地域の医師確保対策」及び研究医枠等により、平成21~25年度にかけて35名の定員増を行い、現在は135名の学生を受け入れています。
旧帝国大学の医学部としては初めて自己推薦入試を導入し、東北大学医学部で医学教育を受けることを熱望する学生に門戸を広げています。また保健学科には、看護学専攻(定員70名、うちAO入試15名)、放射線技術学専攻(定員37名、うちAO入試5名)、検査技術学専攻(定員37名、うちAO入試5名)の3つの専攻があり、研究マインドを持った医療技術者や生命科学系の研究者を育成しています。

 

東北大学医学部医学科では、人類の健康と福祉に貢献する指導的医師ならびに医学研究者の養成を教育の目標としています。
この目標を達成するために入試選抜においては、人類の医学・生命科学に対する強い探究心と明確な目的意識を持ち、病める人の立場になって問題解決のできる人間性豊かな人材、また、国際的視野をもって行動できる人材を求めてきました。

今回の定員増により、多くの優秀な人材が集い、お互いに切磋琢磨する中から、未来の医療、医学研究を担う人材が現れることを期待しています。
今回の定員増は、地域医療に貢献する気概をもった医学生を養成することが主たる目的ですが、併せて、私どもは「研究第一主義」を合い言葉に、研究を通して世界の医学・医療の向上に貢献することを目標にしています。

また、東日本大震災の被災地に設置されている大学として、復興に向けた地域医療の一翼を担う気概を持つ方の志願を希望しております。

(医学部長のメッセージより)

 

東北大学医学部医学科では、文部科学省が指定する下記の枠組みにより、平成25年度の医学部入学定員を10名増員します。

①地域の医師確保のための定員(10名増員)

地域医療の次世代リーダー医師の養成を目的とした定員増です。今後、医学科教育カリキュラムの中で地域医療機関との連携による臨床実習や「地域医療動機付け教育」を実施します。
地域医療貢献を目指す学生に対して、宮城県は奨学金給付金制度による就学支援を行います。

※入試の特別選抜枠ではありません。入学後の成績等により、希望者の中から奨学生を選考します。

東北大学医学部は地域枠を設定することはありません。
なぜなら、東北大学は、開学以来の「門戸開放」の理念に基づき、世界と地域に開かれた大学として、豊かな資質を有する学生を幅広く受け入れてきました。なので、今後も医学部医学科は地域枠を設定することはありません。

地域枠:一般入試とは別に、特定地域の出身者等を対象とする募集人員を設定し、一般入試とは異なる方法(例えば、学校長による推薦、詳細な書類審査、面接など)によって、入学志願者の意欲、目的意識、適性等を判定する方法。

東北大学医学部医学科では、入学後の学生の教育において、地域自治体との緊密な連携による多彩な取り組みを実践し、地域医療の発展に貢献しています。

 

2、東北大学の奨学制度について

東北大学医学部医学科では、宮城県の地域医療に貢献する熱意をもつ学業優秀な学生に対し、3年次から卒業までの4年間、宮城県からの奨学金を毎月給付する制度を設定しています。

入学後に説明会、地域医療に関する初期教育を行い、3年次に奨学生の選考を行います。

募集人数:33名(平成25年度増員10名を含む)

月額:10万円

支給期間:3年次~6年次の4年間

卒業後の勤務条件:卒業後8年以内に4年間の宮城県内の指定医療機関での勤務

 

3、九州大学について

九州大学は、1903年(明治36年)に馬出の地に京都帝国大学福岡医科大学として創立されました。1911年(明治44年)の九州帝国大学設立に伴い九州帝国大学医科大学となり。1947年(昭和22年)には九州大学医学部と改称して今に至っています。それ以来、医学・医療の教育、医学研究の発展、および医療の実践に尽力してきています。

九州大学医学部には、医学科、生命科学科、保健学科の3つの学科があります。入学後1年間は伊都キャンパスで一般教養を学んだ後、それぞれの専門教育を通じて、未来の医学と医療を担うプロフェッショナルを育てる学部です。とくに、「世界中の先達によって培われてきた医学・医療を単に消化吸収するだけでなく、将来はそれぞれの領域で新たな一歩を切り開くことができる医学研究者・医療人」を育てることを九州大学医学部は目指しています。
ただし、焦る必要はありません。まずは、よく学びよく遊びそして本を読みましょう。医学だけにとらわれず、できるだけ広い分野の本を読みながら、いろいろと考えてみましょう。それは思考力を育む上での1番の近道でもあります。
また、研究に興味がある人、講義・実習では満足できない人は、遠慮なく教授室のドアを叩きましょう。そして、いろいろとやらせてもらいましょう。それは大学の学生生活の醍醐味のひとつなのです。

九大医系の大学院には、医科学専攻(修士課程)、医学専攻(博士課程)、保健学専攻(修士課程)、保健学専攻(博士後期課程)、医療経営・管理学(専門職学位課程)の5つの専攻があります。
そこは、世界に通じる独創的な研究を行う場です。研究の世界では、例え未熟でも大学院生は一人前扱いされます。例えば、大学院生の研究成果は原著論文と英文雑誌に発表することになりますが、大学院生だからといって採点は甘くして論文掲載を許可してくれるような雑誌はありません。
逆に、大学院生でも優れた研究をすれば、それは世界的に高く評価されます。2014年ノーベル物理学賞に輝いた赤崎先生と天野先生の受賞対象研究が、当時大学院生だった天野君と定年間近だった赤崎教授のコンビによるものだったことは記憶に新しいところです。大学院生には、学部卒業後直ちに進学した人も。一度医療現場を経験して進学した人もいると思います。その多様性が医学系学府の特徴であり強みでもあります。大学院生の皆さんが、自由闊達に討論し独創的な研究に取り組むことを期待しています。

医学部の学生、医学系学府の大学院生には、それぞれの時期に応じて、時には助けてくれる先生が、時には一緒に歩む先生が必要です。九大医学研究院の教員はそのための努力を惜しみません。一方で、教員は、優れた研究・優れた診療を通して自分自身をも磨き続けていかなくてはなりませんが、九大医学研究院の教員は皆そのための地道な努力を重ねています。何となく元気がなくなってしまった最近の日本にあって、九大医学研究院は、今こそ、腰を据えた教育・独創性が高い研究・きめ細かい先端的な診療を行い、未来の医学・医療を担っていきたいと考えています。

(九大医学部部長のメッセージより)

 

九州大学が目標としているもの

(1)教育内容及び教育の成果等に関する目標

1)学士課程

・高度で専門的な医学と生命科学の知識・技術を有し、全人的人間性を備えた医療人は育成する。

・地域医療や医師不足領域に関する教育の充実と人材の育成

2)大学院課程

・社会貢献できる研究マインドをもった医療人の輩出及び医学の発展を担う人材養成を行う。

・国際的視野をもち、国際共同研究遂行能力を備えた人材を養成する。

3)専門職課程

・医療経営・管理学専攻(専門職大学院)では、保健医療の実践にあたり中心的役割を担えるよう、専門的知識を持った人材を養成する。

・現場の問題に対し、目的を明確にし、具体的に対策を組み立て、結果を評価し、改善する能力を育成する。

(2)教育の実施体制等に関する目標

・世界的研究、教育拠点にふさわしい教育を実施するために、教育組織及び実施体制は整備、強化する。

・平成19年度開始の新カリキュラムの年次進行を完成させ、FD活動を積極的に活用して教育実施体制を整備、強化する。

(3)学生への支援に関する目標

・病院地区の学生福利厚生施設の充実を図る。

(4)研究水準及び研究の成果等に関する目標

1)基礎医学

・基礎医学、臨床医学、先端医療医学において分野間の連携を推進し国際レベルの研究教育拠点の形成を目指す。

2)成果の社会還元

・基礎医学、臨床医学、先端医療医学の研究成果を公開し、社会への還元を進める。

(2)研究実施体制等に関する目標

1)研究組織及び実施体制

・競争的研究資金を活用した高水準の研究の実施と人事の流動化を促進する。

2)研究支援体制

・世界的研究、教育拠点にふさわしい学術研究活動を促進するための研究体制を再編、強化する。

3)その他の目標

(1)社会との連携や社会貢献に関する目標

・国際社会と地域社会に貢献する臨床医学研究者、生命科学および医療システム領域の創造性豊かな研究者を養成する。

・医学研究、医学教育、診療の拠点として社会に貢献する。

(2)国際化に関する目標

・国内外の医療機関、医療行政機関の知のパートナーとして、アジアも含めた世界の医学、医療の進歩に貢献する。

 

4、九州大学の奨学金制度について

九州大学は、寄付金による基金等をもとに学生が安心して、教育・研究に専念できる環境を実現し、グローバルに活動する、深い専門的知見と幅広い教養に支えられた豊かな発想力と決断力を持った指導的人材を育成するために、下記の支援を行っています。

・入学料免除

経済的理由により入学料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる大学院入学者を主に対象とし、また、特別な事情があると認められた学部入学者を対象として、申請にもとづき選考の上、入学料を免除するものです。

・入学料徴収猶予

経済的理由により納付期限までに入学料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる学生を対象とし、申請に基づき選考の上、本学が定めた期日までの間、入学料の納付を猶予するものです。

・授業料免除

経済的理由により授業料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる学生を主に対象とし、申請に基づき選考の上、その学期(前期又は後期)の授業料を免除するものです。

・山川賞(九州大学基金の奨励金)

山川健次郎初代総長の名を冠した賞であり、九州大学教育憲章が指向する、人間性、社会性、国際性、社会性、専門性に対して優れた志を持ち、学業成績が優秀な学部学生を選考し、奨励金を給付します。

・博士課程学生の研究奨励金(九州大学基金の奨励金)

博士課程学生が、自由な発想のもとに主体的に課題等を選びながら実施する独創的な研究に対して研究奨励金を給付します。

・学生の独創的教育・研究・社会貢献活動支援(九州大学基金の支援事業)

学生・研究生が自ら企画した独創的な活動に対して活動費を支援します。

・学生の国際会議等参加支援(九州大学基金の支援事業)

学生が国際会議、国際研究集会等で成果発表するための渡航費、滞在費を支援します。

・研究活動支援助成(九州大学学生後援会の研究奨励費)

本学学生後援会に保護者が入会している者又は入会予定の者で、優秀な大学院生に対する研究奨励費です。

・利章奨学金(九州大学基金の奨学金)

本学経済学部卒業生故吉田利一郎氏の生前のご意志による「九州大学学生のための奨学基金」に基づく奨学金です。

・博士後期課程奨学金(九州大学独自の奨学金)

特に優秀な学生に対する奨学支援として、学内で選考された300人に対し、正規の在学期間中において支給される奨学金です。

・災害特別奨学給付金(九州大学独自の奨学金)

東日本大震災被災世帯の学部学生及び大学院生のうち、経済的困難を抱えている者に対する奨学金です。

・九大特別枠奨学金(九州大学独自の奨学金)

2年次以上の学部学生で、学業成績が特に優れ、かつ、経済的困窮度が高い者に対する奨学金です。

・緊急助成金(九州大学学生後援会の助成金)

本学学生後援会に保護者が入会している者又は入会予定の者で、家計支持者の死亡、災害によって経済的困窮度が高い学生に対する助成金です。

・日本学生支援機構奨学制度地方公共団体、民間奨学制度

・海外留学渡航支援(九州大学基金支援助成事業)

学生が海外留学するための渡航費を支援します。

 

5、希望大学に入るための勉強法

さて、希望大学が絞れてきたらいよいよ受験勉強がはじまります。勉強法というのもさまざまありますが、スタートが肝心です。いろんな勉強法をとにかく試してみたりしては全てが中途半端になってしまいます。どんな勉強スタイルで行くか計画表を立て受験勉強をすすめていきましょう。今回はこんな勉強法もあるんだという観点でぜひ参考にしてみてください。

最も重要となる数字と英語についてお話しします。

 

①数学編

数学を勉強するために、やはり基礎は大事です。その際にぜひ、「青チャート」を使って勉強してみてください。青チャートは「I+A」、「II+B」、「III+C」の3冊を持っていて、すべての問題で「解法を頭の中でイメージ」を行い、効率的に高校数学を網羅することができるでしょう。

数学の問題はぱっと見、え?と悩まされるような問題が出題します。しかし、実は問題を解くために必要な考え方、式変形のやり方公式の使い方は意外に限られています。
したがって、受験数学を熟知した先生が選んだ良問で演習することにより、問題を解くために必要な考え方、式変形のやり方、公式の使い方を身につけるようにすればよいのです。絶対に解法を丸暗記するようなやり方ではいけません。
問題の解法をよく理解することは簡単なことではありません。学力が不十分であると思う人は数をこなすより考える時間をしっかりとるようにした方がよいでしょう。何を考えればよいのかわかりにくい人は先生に聞きましょう。自分でわからないところは、自分で解決せずどんどん学校の先生や塾や予備校の先生に聞いてみましょう。

ところで、計算はただやればよいと考えていないでしょうか。計算のやり方を工夫することはとても大切です。市販されている問題集や参考書の解答をみると、いいやり方での解説もありますが、悪い計算のやり方で解説されてることもあります。
しまいに計算のやり方を丁寧に説明してあることは、非常に少ないです。当日の試験時間というのは限られていますので、効率よく問題を解いていかなければなりません。それから、受験する大学の問題の傾向をしっかりつかんでおかなければなりません。大学によって出題傾向が大きく異なることがありますので、とくに私立大の医学部を受験する人は受験する大学をよく考えて選ばねばなりません。
選択を誤ったために不合格になる場合があります。また、よく過去に出題された問題をチェックすると出題される問題はある程度予想できます。なので、過去問は必ずやっておきましょう。

 

②英語編

英語は1番努力が報われる教科といっても過言ではありません。とにかく英語は毎日、勉強しましょう。英語の受験に求められる力は4つあります。語彙力、文法力、解釈力、読解力の4つです。この4つの一つを集中するのではなく、均等に勉強していきましょう。単語帳で覚える勉強も大事だし、文章の中で単語を覚えるのも大事だし文章に出てくる未知語を正しく類推する力もつけるのも大事だし、しっかり文法を押さえるのも大事だし、最低限の構文を覚えるのも大事だし、正しく文章全体を把握する訓練をしたり、文章全体の作りや英語独自の文章構成を知るのも大事です。この4つの力をつけ、4つ均等に勉強しましょう。

要するに、「どれだけ知っているか」で勝負が決まります。まずこのことを意識しておくべきだと思います。「どれだけ英語を知っているか」が大事です。「どれだけ語彙を知っているか」「どれだけ文法を知っているか」ではなくて、「どれだけ英語を知っているか」だと思います。なので、英語が出来ないって人は自分は何の力が足りないのかをまずは考えてみましょう。

必要な力がわかったら、次はどのようなバランスで勉強していくかを考える必要があります。とりあえず、直前の志望校対策までは英語の勉強手順はどこ志望だろうと同じでいいと思います。

1、超基礎語の暗記、中学英語文法の理解

2、読解上の基礎語の暗記、高校文法の理解

3、文法理解、解釈力の向上、単語暗記

4、解釈力向上、読解力向上、単語暗記

5、読解力、単語暗記

6、志望校対策、単語暗記

といった順に勉強するのがいいと思います。

自分が今どのレベルなのかきちんと把握しておくことが大事です。

英語はコツコツ、毎日必ず勉強しましょう。

では、ここで4つの力をつけるためのオススメの参考書を紹介しておきます。

○語彙力

語彙力についてです。ここでの語彙は、単語力や熟語力、接続語などの言葉全般のことを指します。この力をつけるには2種類の勉強があります。

(1)単語帳によるファクシミリ的な暗記

(2)分中語のピックアップ的な暗記

の2種類であり両方が大切だと思います。

(1)の理由は

・特定テーマや特定内容の語彙を知らない、というようなアンバランスな語彙力になるのを防ぐため

・読解で差をつけるのに必要な語彙の全てを暗記するため

の勉強です。

オススメ参考書

1、単語王(オーソメッド)

ターゲットに比べて訳語が豊富で単語数も十分量があります。

毎日少しずつ覚えていくといいでしょう。

2、DuO3.0

例文で覚えていく単語帳です。語彙数も十分あり、CDもあるので移動の際にも聞けていいと思います。

(2)の理由は

・単語帳で見た言葉や他の文中で見た言葉を関連させながら覚えることで、しっかりした単語力をつけるため

の勉強です。だからこの2種類どちらも勉強したほうがいいと思います。

オススメ参考書

1、速読英単語シリーズ(Z会)

150~300wordsの文章を読みながら単語を覚えていく単語帳です。問題集の中というより単語専用の長文だからいいと思います。これにもCDが付いているので絶対活用しましょう。(1)でオススメした単語帳と両方やっていけばかなり力がつきます。

2、速読英熟語(Z会)

300wordsの文章で熟語と接続語を覚えることができます。巻末には文法説明が一通り書いてあるので、ぱっと見れることもできてオススメです。

 

○文法力

文法力では、読解の土台作りとセンター文法問題を勉強していきましょう。

読解の土台となる文法を正確に理解していないと、英語は全く伸びません。

なので、まず読解の土台となる文法を覚えましょう。センター文法問題については、文法語法問題集を3回くらいやっておけばいいでしょう。

まずは、読解の土台の勉強を早めにやることです。

オススメ参考書

・フォレスト(桐原書店)

ロイヤル英文法より使いやすいし、見やすく取り組みやすいです。今後勉強していく上での文法辞書にもなるので、持っていて損はないでしょう。

・ロイヤル英文法(旺文社)

文法事項をまとめて確認するための本としても使えます。

といったところで文法単発問題対策をしましょう。文法のルールを知っておけば、単発問題も理詰めして暗記量を減らすことができます。

オススメ参考書

・Next Stage(桐原書店)

これがあれば、センターや中堅私立医文法問題の対策は十分です。医学部を目指すためには、これ以上の問題集をやらずに、土台文法力、語彙力、解釈力、読解力をつける勉強をしましょう。文法語法セクションを3~4周やれば、有名どころは大体覚えることができます。

・英文法語法のトレーニングー実践編-(Z会)

国立医学部志望はNext Stageで十分です。中堅以下の私立医学部志望で難文法頻出の学校を受ける人はこちらのほうがオススメです。もともとは早慶文系学部の志望者用の参考書となります。この本は、解説がよくできています。文法問題は理詰めして解説しているので、暗記量は少なくて済みます。しかし、医学部には出なそうな表現がたくさんあるのでなくてもよさそうです。

こちらを長期休みなど時間がたくさんとれるときにまとめてやってみましょう。ただ、文法単発問題ばかりに時間を割きすぎるのは良くありません。

 

○解釈力

医学部にかぎらず難関大学の入試問題のほとんどは長文読解がメインとなっています。解釈力はその長文読解をクリアするにあたって必要になる力です。また、解釈力は英文和訳問題に直結しています。つまりは、解釈力がつくと英文和訳を得点源にすることができるんです。

勉強法としては、とにかく読み込む事が大事です。とにかく解説含め例文もひたすら読み込みます。最終的には一冊を10周するくらい読み込みましょう。2、3語読んだだけで全文思い出せる勢いで読み込みましょう。CDがあるとなおさらいいです。CDがあれば、英語の順序のまま訳せるかトレーニングができます。

オススメ参考書

・英文解釈の技術シリーズ(桐原書店)

全三冊あります。全体的に解説が丁寧で、解釈問題で差のつく重要表現について解説もしてあるので、やり込めば英語力は絶対伸びます。解説も含め繰り返し読み込みましょう。自分で和訳を書くより、模範解答を理解して見につけていきましょう。

○読解力

メインとなる読解力。こちらは、英語特有の文章構成を知る、英語を英語の順序で読み下ろしていく、文章の倫理の流れを意識する、これらを養って勉強していきましょう。

まず、最初の英語特有の文章構成を知ることなんですが、英語の文章は、日本語の文章とは異なり、主題が始めに来て、パラグラフもはっきりしています。こういった、英語特有の構成を知っておくと長文の主題をつかむのがうまくなります。

オススメ参考書

・ディスコースマーカー英文読解(Z会)

こちらは英語の文章の型で大事なポイントを要約を通して理解できます。

ディスコースマーカーがジャンル別にまとまってて覚えやすいです。焦らずに、じっくり解説を読むのが大事です。

・要旨要約問題の解法(駿台文庫 高橋~著)

東大要約対策本となっています。ディスコースマーカー英文読解と大差はそれほどありません。

次に英語を英語の順序で読み下ろしていくことですが、これはひたすら読み込みましょう。とにかく読み込み、同じ文章、新しい文章をたくさん何度も読み込みましょう。

ちなみにどんなレベルの文章にも対応できるようにするなら、

・速読英単語-上級編-

くらいの構文、文章レベルをすらすら読めるようになるとなおさらいいです。

最後に文章の倫理の流れを意識することですが、これも訓練に尽きます。(1)を理解したうえで、ひたすら文章を読んでいきましょう。

7.長文問題集紹介

長文問題集を参考程度に紹介します。

・速読英単語-入門編-

・速読英単語-必修編-

・速読英単語-上級編-

・リンガメタリカ(Z会)

・読み解き英語長文800(旺文社)

・英語長文シリーズ(河合出版)

・英語長文問題精講(旺文社)

・ディスコースマーカー英文読解

8.医療単語について

医学部志望とはいえ、そんなに医療単語を覚える必要はないと思います。ジャンル別長文で覚えていけば足りると思います。

 

最後にさまざまな参考書は紹介しましたが、ただ読んでわかったような気分になってはいけません。英単語は覚えたら自分でテストをしてみたり問題集も何度も解いてみましょう。何度もいいますが、繰り返しが大事です。また、英語は授業の予習をするだけで自分の力となります。復習ではなく、予習です。予習で教科書の英文を和訳し、わからなかったところやポイントを授業で理解すれば、十分力がつきます。努力した分、自分の力となり医学部に合格したあとも重要な科目となりますので、毎日勉強しましょう。