医学部への合格に向けて必要なこと

現役合格者が少ないとされる医学部。
特に、国立大学医学部では、現役合格率が20%に満たない学校も多数あります。
その受験では、一度の気の緩みが学習レベルの低下に導きます。
現役合格者がみんな揃って言うことは、モチベーションを高く保つということ。でもずっとモチベーションを保つことは容易なことではありません。そのために、細かく期限を決め、明確な目標を持って勉強に望むことも大切になります。ただ目標はギリギリでは意味がありません。常にワンランク上の目標を持つことです。

 

 

目次

1.現役合格をめざすには

2.合格への勉強法

3.合格率をあげる面接方法と小論文

4.合格体験記と体験談からの受験に必要な準備

5.受験勉強の苦労の先に

 

1.現役合格をめざすには

現役合格者が少ないとされる医学部。
特に、国立大学医学部では、現役合格率が20%に満たない学校も多数あります。
その受験では、一度の気の緩みが学習レベルの低下に導きます。
現役合格者がみんな揃って言うことは、モチベーションを高く保つということ。でもずっとモチベーションを保つことは容易なことではありません。そのために、細かく期限を決め、明確な目標を持って勉強に望むことも大切になります。ただ目標はギリギリでは意味がありません。常にワンランク上の目標を持つことです。

ここでの注意はワンランク上であること。初めからあまりに高すぎる目標は挫折のもとにも繋がります。そのために期限も細かく設定するのです。小さな目標でも一つ一つクリアすることで、それは自分の自信にも繋がります。

また、自分一人だと緩んでしまいがちな気持ちも、めげてしまいそうな時も、同じ目標を持った仲間がいると、常に切磋琢磨してモチベーションを保てるのも事実です。これも体験記でも口々に言われていることです。

次に自分を知ることが最も大切です。何が苦手で、何が得意か。どんな性格なのか。どうすればやる気がでるのか。リラックス出来ることは何か。落ち込んだ時の気分の上げ方は。様々なことを考えてみてください。自分を深く知ることで、自分のコントロールもやりやすくなります。長期間を戦うためには、細やかな自己管理もものすごく大切になってきます。
いい時もあれば成績がうまく上がらないときもあるでしょう。そうした時に自分を知っていれば気の持ち方もわかってくるでしょう。まずは良いところも悪いところも自分を認めましょう。そこから自分のなすべきことが見えてきます。

あと、一般入試では浪人生の方が強いと言われています。でも、現役にも現役ならではのチャンスがあるのです。それが推薦枠です。一般入試の志願者は年々増加しています。しかし、推薦入試は圧倒的に少ないのです。このため倍率も低いのもおわかりいただけると思います。また、推薦枠には現役生のみといった条件のある学校もあります。こうした学校では合格のチャンスが広がります。ぜひ一度自分の学校の推薦枠を調べてみてください。

また、推薦枠には学校ごとに異なりますが、試験科目が少ないことも利点の一つです。科目が少ないとそれだけひと科目にかける勉強時間が格段に増えます。しかもそれだけ絞って集中的に対策を練ることができるからです。ただ、これは急に決めて誰でもとれるものでもありません。学校の評定は高い評価を残さなければいけません。また、部活動、課外活動を行うことも大切です。そのため早い段階からの準備が必要となってきます。

部活動と勉強を両立するのも大変でしょう。それでも毎回定期テストをこなしていくうちに、勉強のリズムも掴めてくるのではないでしょうか。部活動を引退してからの夏からが本格的な受験対策になってくることでしょう。でも、部活と勉強を両立してきた努力と自信がここに役に立つのではないでしょうか。

最後に合格に必要なのは、合格を確信することです。今は自信がないかもしれません。自分でも半信半疑かもしれません。それでもとりあえず合格すると思ってください。初めは嘘でもいいのです。周りの人に口に出して言ってみてください。段々と言っているうちに、自分もその気になってきます。何の根拠もなくても合格すると思えてきます。受かる人は合格を確信しています。
日本人は自分のことを遠慮して言う特性があります。人には自信がない、やる気が出ない、そんな不安も口にしていても、心の中では受かる人には勝算があります。自信があるのです。あなたもまずは合格を確信してみてください。

 

2.合格への勉強法

最初に期間を決めて自分の勉強計画を立ててください。そしてその期間の最終目標を定めてください。
ダラダラと勉強しても身にはなりません。目標を持って勉強することで、モチベーションも上がります。

また全てにおいて基礎固めはとても大切です。難しい応用も基礎から成り立っているのです。
勉強に限らずスポとはーツでもダイナミックな技も一つ一つの基礎の積み重ねから成り立っているのです。

まずは基礎を徹底的に勉強してください。
そのうえで苦手科目を作らないことです。
1つ苦手科目があれば大きな負けに繋がります。
得意科目を作るより、ほかの人に差をつけられないように苦手科目を作らないことが大切なのです。

そして受験勉強とは復習、暗記にあります。
勉強において最も苦痛なのは復習と暗記です。それは人は忘れていく生き物だからです。
忘れてしまったものを思い出すのはかなりの労力をつかいます。
また覚えなおすことも多大な時間を使います。
それを効率よく行うのが忘れる前に復習です。
覚えた翌日に復習
その1週間後に復習
またその一ヶ月後に復習
そうすることで記憶に定着されていくのです。
問題集は3回繰り返してください。
そこを踏まえて科目ごとの勉強法を。

「数学」
医学部にもっとも大切なのは数学です。
数学が苦手な人の合格率がかなり低いのも事実です。
数学と聞くと計算力と考えがちですが、間違いです。
数学は暗記科目です。
公式は意外と少ないものなのです。
ここを完璧に暗記してください。
あとはその公式を用いる問題を暗記し、解き方を暗記します。
この問題が来たらこう解くといったパターンを完全に覚えるのです。

「英語」
英語は比較的点数の差が出にくい科目です。
誰でも点数がとりやすい。
なので自分だけ落としてしまうと致命的になります。
まず単語はたくさんありすぎて覚えても出ない単語の方が多いので、やみくもに覚えることはしません。
文章題や例文で出てきやすい単語を厳選して覚えます。
また、単語だけで覚えてもダメです。文章の一部として単語を覚えることをしてください。
前後の語句によって単語の意味さえも変わってくるからです。
そして長文を早く読む練習をしてください。
長文を読むだけでも時間を要します。
そこをいかに短縮して回答時間を増やせるかもテストには必要になってくるでしょう。

「国語」
まず国語ができないと
・問題文を読み間違える
・丁寧なはずの数学の解答が理解できない
・英文を訳すとき自然な表現に直せない
など国語だけではなくほかの教科にも弊害がうまれるのです。
国語ができるということは全ての教科の勉強で理解力を高めることにもなります。
どんな教科でも日本語の理解が基本です。
それほど国語が重要な科目なのです。
ですが国語の問題は予想がつけづらいです。
ただセンター試験において、一番怖いのが国語の現代文です。
それは成績が安定しないことが多いからです。
とりあえず古文漢文を落とさないことです。
ここはやれば点数をとれるところです。
現代文は漢字を落とさないことです。
あとは試験では解く順番と時間配分を考えておくことが重要です。
そして考えた後は実践で何度も試すことです。
これは国語だけでなく苦手教科がある場合は、作戦をよく考えておくのも大切なことです。

「理科」
医学部受験に必要な物理、科学、生物はどれも大変です。
そのため自分の興味のある分野を選択する(指定がある場合もある)
物理のセンター試験では計算より現象を問う問題が多いです。
しっかりその現象がどのような物理理論からなるのかをよく分析して、公式に当てはめるなどで回答を導くことが重要となります。

-物理-:基本法則や公式使ってどんどん問題を解いていきましょう。
その過程で基本法則や公式の形を覚えていきます。覚えるまで何度も繰り返し例題を解くことです。

-科学-
基礎力を確実に身につけます。基礎力が不十分だと応用力がつかないので、焦らず基礎力を確実に身につけましょう。
そして、問題集を一冊、反復演習します。
基礎が確率できればそのあと応用力を身につけます。
あとは教科書の流し読みをしてください。入試問題の基本は教科書にあります。勉強の合間で構いません。用語や現象などの簡潔な説明の仕方を学ぶことに役立ちます。

-生物-
まず教科書を読んでください。一通り読んだら重要な語句を抜き出してまとめていきます。
その次に基礎レベルの簡単な問題、応用問題を順に解いてください。
そして問題を解いてわからなかった部分を復習していきます。

「社会」
医学部を志望する人をはじめ、理系の人は「社会」は「センター試験」でしか使わない科目となります。
社会は科目を問わず何をいっても全てが暗記力です。
ほとんどが覚えていれば解ける問題です。
問題集を繰り返して解くことが一番の勉強法です。
分野ごとに細かくまとめて覚えていくことがおすすめです。

社会も理科も科目選びに悩まれる方が多いのですが、やはり社会も好きな科目を選ぶべきです。
1科目しか必要でない場合は現代社会かせめて政治経済を選ぶといいでしょう。
負担が圧倒的に少なくなります。
最後に、どの教科にも共通して必ず過去問題は解きましょう。
過去問題がたくさん手に入る大学なら過去3年間分くらいは本番直前にやってみるといいでしょう。過去問題が数年分しかない場合は、先に過去問題をやり、似た傾向の大学の過去問題をやるなどして対応してください。

3.合格率をあげる面接方法と小論文

まず最初に医学部は合格率8%の狭き門です。
1点の差が合否をわけるとも言われます。
そんな医学部を合格するには、学習で積み重ねた揺るぎない確かな学力が必要です。
それに同等に大切なのが面接試験です。ほとんどの医学部受験には面接があります。

ただ勉強を優先するあまり、面接対策がおろそかになっていませんか?
付け焼刃で対応することができないために、日頃から自分の考えをまとめ、言葉にして相手に伝えるという練習が必要です。
入試直前ほど勉強の追い上げに時間を取られてしまうので、面接対策は早目にはじめておくのが大切です。
面接には様々な形式があります。
個人面接、グループ面接、討論形式で行われる大学もあるようです。
その面接の意図を知り、面接での合格を掴んでください。
医師というのは人の命を扱う仕事です。
そのためにテストの点数よりも人間性も大切なのです。
そこで面接試験で受験の段階から人間性を判断し、より良い人材を育成していきたいと学校側が思っているためではないでしょうか。

医学部受験の面接の内容としては、最も聞かれるのが志望理由です。
あとは自分の長所や短所など一般的な面接でよく聞かれるような質問も多くみられます。
ここでは
※医学部現役合格するにはでもふれている、
自分を知ることが役に立ちます。
自分という人間を客観的にみて、そして理解しているとこういった質問にもすんなり答えられるのではないでしょうか。

その他に現在の日本医療制度が抱える問題点など、個人の思考が大きく反映される難しい質問も増えているそうです。
そこをふまえて、医学部受験の面接は点数の判断ではなく、医師として問題がないかどうかを判断する目安の1つとなっている傾向にあるようです。

また、一般的に医師という職業は人(患者)との関わりが深い職業です。
そのため個々に対応できるコミュニケーション能力が必要になります。
面接では相手を不快にさせない態度はもちろん、きちんと会話のキャッチボールができるかどうかも大切になってきます。
医学部を受験するということは、将来医師をめざすのですから、コミュニケーション能力が著しく劣っていないかということは重要になります。

ただ、うまく答えなければいけないということはありません。
決まりきった定型の受け答えをするよりも、素直に自分の考えを伝える方が好感がもたれます。
面接官は現役の医師や医学研究者が行うことが多いために、受験者が自分の言葉できちんと話をしているかどうかはすぐにわかってしまいます。
そのために、自分がなぜ医学部を目指し、医師を目指していくのか。
どんな医者になりたいのか。
自分の意思を確立することも大切ですね。

また面接と同様に小論文も重要な割合をしめています。
面接と小論文はどちらも自分の思考をまとめて伝えるという意味では共通している部分が多いために一緒に対策するのが一般的です。
そのため、勉強法ではなく面接と一緒に書いていきます。
小論文は大学によって違いはありますが、だいたい600~800字程度を出題することが多いようです。
志望校にどういった小論文の傾向があるのかを事前にしっかり調べ、過去問題を解くなどの十分な対策が必要です。
小論文のテーマに関しては大きく「思考重視型」「知識重視型」の2つに分かれます。
その他、私立医学部独特の「読解力重視型」「科学的分析力・発想力重視型」の2つの形式も知っておいてください。

・思考重視型
ものごとの考え方をはかる問題です。
このタイプは医療現場をテーマにした出題も多いです。

・知識重視型
テーマに関する知識を問うタイプの問題です。
現代社会が直面している「少子高齢化」や「地球温暖化」などの出題です。
知識重視型の小論文は問題の発生原因とその解決策をどのように考えるかを整理して述べることがポイントとなります。
普段から世の中の出来事に対して、なぜこのようなことが起こったのか、そしてそれを自分ならどのように解決するかということを考えながらメディア情報を聞くことも大切です。

・読解力重視型
先に課題文が提示されて、その内容について1.本文の要約、2.受験生の考え方を書かせるという形式です。客観的な読解力、理解力を知るための問題形式となっているといえます。

・科学的分析力・発想力重視型
絵や写真、図表、詩などをみせて、そこから発想力を問うという形式です。
過去にはグラフ・図表を読み解かせる科学的分析力を問う形式もあります。
小論文はうまく書けるようになるには、何度も繰り返し書いて慣れるしか方法がありません。
最後に小論文を書くときの注意点をまとめてみます。
携帯やパソコンに頼ることの多い近年では、漢字の間違いがよくあるそうです。
読むことはできても書くことは難しい。
簡単な漢字が思い出せなくなっていませんか
今一度文字に書くことをやってください。

4.合格体験記と体験談からの受験に必要な準備

医学部を目指したものの、本当に自分でも合格するのだろうか?
こんな勉強の仕方で大丈夫だろうか?
さまざまな不安が巡ってくるときもあると思います。
ここで体験談を話されてる方もたくさんの悩みと不安とを乗り越えてこられたでしょう。
そこで、合格者の体験記をご覧になって、共感できる部分、自分にあったことをみつけて、自信にも安心にも繋げてもらえたらと、さまざまな体験記をあつめてみました。

◎基礎が大切
自分が合格できたのは、中学の頃に英語・数学を必死に頑張ったから。本当に基本的なことが一番大切です。基礎を確立して初めて発展につながる、ということを忘れないでほしいと思います。そして、夢に向かって努力すれば絶対報われるということ。受験勉強で挫折しそうになったときは、なぜ自分が今頑張って勉強しているのか、大学受かった先のことなどを考えてみてください。そうすればもう一度自分を奮い立たせることができると思います。

◎医学部に合格できた理由
①基礎内容の反復:繰り返し行うことで苦手が得意になりました。
②人間関係:1人の時間を大切にしました。受験という1人で戦う必要のある場合とても大切だと思います。
③戦略:大学によって出題傾向や、面接の内容は異なるので、大学ごとの戦略が大事です。
結局最後受験の合否をわけるのは、心の持ちようにあると思います。

◎気持ちの強さ
同じ目標を持つ仲間と授業を受けると、意識が高まりました。
また、いつでも気軽に質問できたのでくじけずがんばれた。
医師になりたいという気持ちが強くなったら、モチベーションの維持、向上につながりました。

◎適度に気分転換
勉強漬けの毎日だとネガティブになってしまう。それに飽きてしまう。そう思ったので、部活を引退したあともたまに有志として参加しました。よいリフレッシュになりました。
部活をやめてしまっていたら時間がありすぎて、だらけてしまったと思います。時間がないことが、逆に時間を有効に使わなければという意識の向上に繋がったと思います。

◎仲間がいたから
もうダメだ・・・と思う瞬間は数え切れないほどありました。
しかし、そんな時は必ず先生や仲間に叱咤激励され、その都度乗り越えてきた結果が出せたと思います。

◎勉強を楽しむ
勉強を自分の学力に結びつけるには、勉強を積極的に楽しむ必要があると思います。
医学生、そして医師になっても勉強することはたくさんあり、それ以上の試練がこれから先に待っています。

◎自分を信じる
受験本番は思っている以上に長いです。何が起こっても諦めず、自分を信じていればいい結果は自ずとついてくると思います。

★集中力が途切れたら無理をせず、友人と晩ごはんを食べたり、ジムに行って体を動かしたりなど工夫しました。

★自分の足りないものは自分で見つけてこそ、強くなれます。

たくさんの体験記を読ませていただいて、多かったことをまとめてみます。
やはり一番は情報の収集はとても大切だということです。そこで自分の志望する大学に対しての自分に合った勉強法を見つけ出すことと、それに合った塾選びです。
そして自分と同じ仲間を見つけること。
やはり1人より一緒に学ぶライバルがいた方がモチベーションが上がるようです。
その中で受験勉強のストレスをどううまく流していくかも重要になっているようです。
やはり長い期間の受験勉強。適度にリフレッシュしてストレスを溜め込まないこと。
最後はやはり強い意思だということ。
諦めず、やり抜く!それが大切なのです。

補足として、体験者が失敗した経験もある、勉強以外に大切な準備を書いておきます

1・体調管理
なにをさておいてもこれが一番大事ではないでしょうか。
受験シーズンは寒い時期です。そして、毎年インフルエンザが猛威を振るう時期でもあります。せっかく積み重ねてきた努力も、体調不良のため100%発揮できないということになっては報われません。1点を競い合う医学部受験ではなおのこと。
万全の体調で臨まなければなりません。
ウイルスに対する抵抗力は睡眠中に維持・強化されるそうです。
どうしても受験勉強で睡眠不足に陥りがちですが、睡眠不足は抵抗力を低下させ、風邪などをひきやすくなります。受験前は特に適度な睡眠も大切なことです。

2・会場の下見
会場の下見は重要な準備事項です。
まずは会場に行かない事には試験を受けることができません。
通いなれた道、知ってる街ならいいのですが、志望校が地域外のことが多いでしょう。
公共交通手段、もしもの時のう回路はもちろん、かかる時間も大切です。
昼間に下見に来たときには混んでなかったのに。そういったことも起こりうるので、下見は試験当日と同時刻で行うのがベストでしょう。
遠方からの受験者は前日ぜひ会場を見に行ってください。
前日にここで受験することを確認しておけば、当日の緊張も少しはやわらぐのではないでしょうか。

3・持ち物の確認
信じられないかもしれませんが、毎年数名受験票を忘れる人がいます。
絶対わすれないと思っていても、バタバタしていると日頃持っていないものは、つい忘れてしまうものなのです。
そのため2,3日前からカバンにしっかりと受験票を入れておいてください。
あと消しゴムなど筆記用具も多めに持っていきましょう。いざというとき安心です。

4・ニュースのチェック
受験当日の天気予報、道路状況など前日はもちろん、当日の朝も必ずチェックしてください。思わぬ悪天候で公共機関のダイヤが乱れることも予測されます。
あわてないように、早目に家を出る準備をしてください。

5・トイレ対策
休み時間にトイレを探して、時間がぎりぎりで疲れたまま次の試験に向かうことのないように。会場のトイレの場所はきちんと把握しておくことも大切なことです。特に女子トイレは混み合うことが多いので、早目に済ませておくのも大切です。またやはり緊張から腹痛をおこすことも多いようです。下痢止めなどお薬も持参していると安心です。

6・携帯電話の電源
近年不正が多発しているため試験官も過敏になってます。
疑われないように早目に電源を切っておくことをお勧めします。
また忘れがちなのがアラームの切り忘れです。試験勉強中に、少し仮眠をとるために設定したアラームが鳴ったりしませんか。設定によっては電源を落としていてもアラームは起動されます。試験中にアラームが鳴りださないように、しっかりとアラームの解除もしておきましょう。

7・体温の管理
寒くて手がかじかんで字が書きづらい。寒い時期の受験ではよくあることです。
このため使い捨てカイロをおすすめする体験者も多いです。
また足元が冷えるため、厚い靴下を履く、上着は脱ぎ着しやすいもので調節するなど、細やかな自己管理が大切です。

8・雑音の遮断
やはり中には試験前にプレッシャーを与えてくる人も少なくないとか。
でもそれに惑わされないでください。
あなたには今まで積み重ねてきた努力があります。
合格すると確信して受験にのぞんでください。
誰しも相手が成績よさそうに見えるものです。あなただけではないんです。
同じプレッシャーを周りも感じているのです。
また、知り合いと同じところを受験している場合、休憩時間にテストの話をしないようにしてください。つい聞いてしまいたくなるのですが、聞いた解答が自分とは違った場合、それが焦りにつながります。出来るだけ休憩時間は1人で穏やかに過ごすように心がけてください。

9・時計の準備
受験会場には時計のないところもあります。
時計がないと時間が気になり、問題に集中できなくなります。
近年では携帯電話が時計代わりになっている人も増えてますが、試験会場では携帯電話は使用できません。
テスト中の時間配分は重要になってきますので、腕時計など時間が確認できるものをしっかり準備していってください。
その際に、しばらく使用していなかった時計などは電池の交換も忘れないように。
大事な場面で止まってしまうなんてことの起こらないように注意してください。

5.受験勉強の苦労の先に

医学部受験を考えてから受験までの期間は人それぞれです。
早くは小学校、中学校から。高校から目指した人も、または社会人になってから目指した人もいるでしょう。
いつから思い描いても、やはり受験勉強は長期におよびます。
苦労しなくても合格できたひとはほんとに少ないでしょう。
ほとんどの人がその間に数え切れない程の苦労があったと思います。
思うように成績が伸びなくて苦労した人
受験対策期間が短くて、時間が足りなくて苦労した人
自分の進む道に不安を感じて苦労した人
受験生の数だけさまざまな苦労があります。
でもその苦労の末に合格した医学部もしっかりと6年間、勉強しなくては医師国家試験を通過できません。さらに医師としては日々進歩していく医学に対して、一生勉強の毎日です。受験が勉強の終わりではないのです。医学部の場合は、文系学部などとは違って、楽しい大学生生活ではありません。使命感を持って命に係わる仕事が医師という職業です。ただ単純に資格が欲しいということでは続くはずはありません。
一生ついてくる勉強の日々、
これまで受験勉強の方法を伝えてきました。
その中で受験勉強は自分にあった勉強法を見つけることとお話したと思います。
その自分にあった勉強法で見事受験に合格した人は、そのあとに続く勉強にも、試験にも強いのです。
最終的に医師国家試験を受け、合格しなければ医師にはなれません。
この試験に合格するために、また膨大な時間を勉強に費やすことになるでしょう。
ここで受験勉強の苦労が生かされてきます。
受験勉強で確立した勉強のやり方、自分のコントロール、
すべてあなたの身になっているのです。
だから今の受験勉強を苦労だと思っても頑張ってください。
やがてそれが役になってくるのですから。
また何のために数学や社会を勉強するのか。社会に出たら使わないのに・・・
そう思うこともあると思います。
そこで社会に出てからも役に立つ科目別の受験で身に付く能力もご紹介

○数学
・論理的に考える力
・結果から逆算する力
・計算力
・相手を納得させる力
・本質を見抜く力

○物理
・ルールに従って考える力
・筋道をたてて考える力
・本質を見抜く力
・アナロジー思考

○科学
・ルールに従って考える力
・本質を見抜く力
・試行錯誤をする力
・本質を見抜く力
・アナロジー思考

○英語
・本質を見抜く力
・異なる価値観を受け入れる力
・自分の考えを客観的にみる力
・覚える力と思い出す力
・知識を運用する力
・要約力
・思考力

○国語
・常識を知ること
・語彙力
・考え方を文字で伝える力

○日本史
・失敗から学ぶ力
・覚える力と思い出す力
・覚えたものを関連付ける力
・アナロジー思考
・行動の心理を見抜く力
そう思うとこの受験勉強の苦労も軽くなりませんか。
何事もポジティブに、受験勉強も楽しく乗り切りましょう。