「国立大学医学部合格を成功させる方法」


目次

「国立大学医学部合格を成功させる方法」
●予備校の勉強プランより成功しやすい優先順位
●センター試験は95%得点を目標に置く
●センター試験対策を徹底的にヤル!
●医学部合格に予備校は必要か?
●合格のカギは基礎を徹底させる基礎固め
●医学部合格を確実にするために英語を極める
●短期間で成績を上げるために
●自分自身の勉強スタイルを確立する

「国公立・私立大学医学部合格体験記から」
●早めに苦手教科を克服して京大医学部に現役合格
●医学部予備校の私立大学医学部現役合格体験記

 

 

「国立大学医学部合格を成功させる方法」

予備校の勉強プランより成功しやすい優先順位

医学部予備校で勉強するパターンの多くは、数学>理科>>英語>社会>>>国語という優先順位で勉強するカリキュラムになっているようです。

しかし、初めから数学や理科の難問に立ち向かい、そのまま時間を浪費して英語の勉強がテキトーになり、国語や社会には手を付けられず、直前に詰め込みの勉強をして、センター試験でつまずき、2次試験で大して挽回できずに浪人生活に突入するという悪循環に入っているのではないでしょうか?

センター試験で9割得点できない受験勉強をしていても、医学部合格はとうてい望めません。

 

ムダな勉強に時間を割いて、センター試験対策を怠っていたら、そこがアダになってしまいます。

センター試験の英語、数学、理科で満点近くが取れずに国語が160を超えていないという受験勉強では、医学部合格を目指す受験生としては致命的です。

医学部の受験勉強の優先順位は英語>理科>国語>数学=社会とするのが、もっとも成功しやすく、ここを無視して勉強を続けていると、多浪の道に入り込むことになりかねません。

 

医学部受験生の受験教科である理科や数学のやや難~難レベルは、時間内にそれほど簡単に正解することは難しく、一方で理科や数学に時間をムダにかけすぎて、難問が作りにくい英語でそこそこの点数しか取れないという状況になります。

その結果、数学や理科の点数は周囲の合格者とそれほど変わらず、英語の点数で合否が決まるといった状況が生まれています。

確かにひと昔前までの医学部受験生は、英語は得点できて当たり前、理科や数学の難問対策で合否が決まるという図式でした。

 

しかし、最近の医学部受験事情では、玉石混合となり様々な学力レベルの受験生が医学部を目指すようになっており、なおかつ予備校では英語の勉強の指導が疎かになりがちという現状の結果、英語の得点が不安定過ぎる受験生が多くなっている状況になっています。

相変わらず、予備校では数学や理科の難問を徹底してやらせ、英語に対する教育はカリキュラムの都合上、そこそこになっています。

センター試験は総合点で高い点数を取らなければなりませんが、数学と理科頼みになってしまっているため、得点力が伸びないという医学部受験生の苦悩の要因となっており、センター試験に対する予備校の指導方針に大きな問題があると言わざるを得ません。

 

例えば、センター試験対策は秋からで良いとか、直前期に頑張っておけば良いとか、2次試験対策をしていたら、センター試験は軽いとか、それで9割得点できなくて医学部受験に失敗する人が少なくない現実があります。

理科や数学は相当勉強しているのに、国語はお粗末な状況で、得点できるはずの理科や数学も85~90点前後というビミョーな点数だったりします。

センター試験の英語、数学、理科は難易度がそれほど高くないと言われ、95点以上が必須とされますが、それが達成できない現状の勉強方法を続けていては、医学部合格を実現することは難しいでしょう。

 

これは特に勉強がずば抜けてできる受験生へのメッセージではなく、ごく一般の医学部受験生へのメッセージであり、医学部多浪への道に入り込まないために、受験勉強でこれらのことを意識しながら、取り組み方を考えて頂きたいと思います。

具体的には難問がほとんど無く、努力した結果が点数に反映されやすい英語をレベルの高いところまで引き上げることを念頭に起きつつ、普段からセンター試験の受験教科で9割以上を取れるように勉強をすることです。

 

2次試験の数学や、理科は標準レベルを落とさずに得点できる学力にしつつ、国語に真正面から取り組み、最後の追い込み期で社会に頑張るようなプランを立てることです。

賛否両論あるかも知れませんが、これまでの予備校のカリキュラムでは結果が出にくい受験生には効果的な勉強法だと思います。

 

 

センター試験は95%得点を目標に置く

国公立大学医学部を目指すなら、センター試験の目標は95%に置いておけば、予想外の失点があったとしても、92%前後に収まるはずです。

センター試験対策を秋から冬にかけてやっている人が多いですが、ほとんどの受験生が間に合っていないことを知っておいて下さい。

センター試験対策は春先から徹底的に準備しておくべきで、過去問だけでなく、国語を除いたマーク模試の過去問を徹底的に活用しておきます。

 

英語、数学、理科、社会の教科については、得意不得意に関係なく、マーク模試の過去問を最低30~50回やっておいて、すべて見直し、満点にしておく必要があります。

過去問と合わせると相当数の問題を解くことになりますが、予想外の失点がないくらい間違えないように意識し、取り組み方によっては高速で解答できるようになります。

理想を言えば、英語は40~50分で満点マイナス4点以内、数学は40分前後で満点マイナス3点以内、理科は30分以内で満点マイナス3点以内、社会はコンスタントに90点以上が取れるようにします。

 

国語は過去問の選び方で160点を切らないよう、徹底的に練習します。

国語は簡単な問題の寄せ集めに過ぎず、本文を読み込むというような問題ではなく、選択肢を正しく選ぶことを念頭に置いて練習するべきで、何度も解答の練習を繰り返してセンター試験対策の姿勢を固めて行きます。

模試を復習する際は、間違えたポイントを教科書や参考書などでチェックし、間違え方も含め、設問と解答を徹底的に暗記します。

 

多くは間違えた箇所を確認して終わりにするため、同じようなミスを繰り返しますが、間違えた経緯まで暗記することで次にミスすることを防ぐことができます。

二度と同じミスをしないよう、ノートに記録して反復し、強くもう二度と間違えない!と意識し直します。

やりっぱなしの状態にしておくことが、成績が伸びないやり方になってしまうので気をつけて下さい。

 

4月から7月あたりの勉強メニューにマーク練習を徹底することを組み込むと、秋からのセンター試験の戦略が楽になり、結果が出やすいのでヤル気がまったく違って来ます。

8月から10月のマーク模試では95%の結果が出せるよう、模試への準備は模試でする感じで進めて下さい。

95%を目標にするからと言って、難しい問題ばかり取り組むのは却ってマイナスに作用する気がします。

 

例えば「化学の新演習」、「物理の難系」、「生物の50題」のような参考書を学習しないと、国公立医学部に合格できないと思っているとしたら、かなりハマっていると言えます。

医学部受験だからと言って難しい問題を解かなければならないというのは、あまりにイメージ先行の考え方で、普通のことをよりスピーディにより正確に解答できる力が必要ということで、難問を解ける力など合格点が低いとされる単科医科大学などを含め、ほとんど合否に影響しない形で出題されています。

重要なことはセンター試験への対策を徹底して行い、高得点を狙って、二次試験は基礎から標準クラスを正確に解答できるようにすることで、1年で国公立医学部に合格するために一番大切なことで、無理に背伸びしても合格できなければ、努力の意味はありません。

 

 

センター試験対策を徹底的にヤル!

本格的な参考書や問題集をやる前に次のことを受験勉強に取り入れ、センター試験の点数を上げるようにすると後が非常に楽になります。

医学部合格を目指す受験生は、最初から大は小を兼ねる作戦に出ているため、センター試験で結局点数が取れずに失敗するケースが多いようです。

80%を少し上回るくらいでは合格には届きませんが、そういうことが分からない受験生があまりに多いです。

 

常に90%を超えるようになってから、2次試験の勉強をすると、試験結果に安定感が出て来ます。

基礎学力もしっかりついて次の点数の上積みも楽になります。

教科書で細かいことを後々補足することを考えつつ、マーク模試の過去問を30回くらい解くようにし、過去問を2006年の本試験追試験までやり込んでおくと、生物でも100点が狙えます。

 

物理の場合、センター試験特有の問題は2次試験用の問題集をやり込んでからが一般的になりつつありますが、センター試験に特化し、先に点数を安定させておくとやはり有利になります。

この後にマーク模試を20回くらい解くようにし、過去問を2006年の本試験追試験までやり込んでおくと、物理もほぼ100点に近くなります。

その後、2次試験の参考書をやるようにすると、物理をやり直す受験生には効率的な勉強法だと思います。

 

数学の現実的な勉強法は、河合塾のマーク模試過去問を最低30回解いて、点数が90%以上で安定しなければ、東進のマーク模試過去問を解き、それでも不足するなら駿台のマーク模試過去問を20回くらいやり込んで、基礎固めとしてセンター過去問を2006年の本試験追試験まで40~50分で解答できれば完成だと思います。

基本的な公式の応用力、洞察力、計算力はこの時点でかなり身に付いているはずです。

センター試験で取り扱ってない分野は、2次用問題集などで徐々に詰めていけば良いです。

 

このように理系科目の勉強の優先順位を変えてやり込んでおくと、マーク模試の点数が早くに安定し、後の追い上げ期が大変楽になりますので、医学部合格を目指すために工夫すべきポイントです。

2015年度のセンター試験から数学と理科は新課程で行われるようになりましたが、旧課程で履修した浪人生のために経過措置を取っている大学がほとんどですので、旧課程の移行措置を前提にした対策にしています。

 

 

医学部合格に予備校は必要か?

国公立医学部志望者の多くが予備校に通っていますが、本当に予備校は必要でしょうか?

国公立医学部志望者のうち合格する受験生はごくわずかで、ほとんどが2浪、3浪以上の多浪の道に入って行きます。

予備校で行われている授業は、「センター試験を軽視したカリキュラム」、「ムダに難問を解かされる」、「テキストのムダが多い」、「講習をムダに取らされる」、「予習復習で手が一杯」、「自分のレベルに合っていない」ため、自分の勉強、つまりセンター試験対策を徹底する必要がある志望校のレベルを練習することができないのです。

 

総合大学医学部を受験するのに難問練習は必要ないと思いますし、問題集、過去問、模試問題で受験対策は十分で、不要な勉強に苦しまされ、肝心なセンター試験対策ができていないという負の連鎖が起きていると思います。

自習室の利用だけで良ければ、図書館を利用しても良いのではないでしょうか?

 

 

合格のカギは基礎を徹底させる基礎固め

国公立医学部にありがちな最高峰の勉強をすることという気持ちや、ムダなプライドは必要ありません。

一般的な理系学部に少し+αすれば合格できる場合がほとんどの現状なので、医学部向けに特別な講義を受けないと合格できないとか、難易度の高い問題をやらないと合格できないということは考えず、より確実に基礎から標準的な問題ができるように繰り返し練習をして下さい。

そして簡潔にわかり易く書いてある参考書や問題集を積極的に利用して下さい。

 

ネットで良いと評判になっているからと自分が使いにくい参考書や問題集を使っていませんか?

医学部志望だからと「これくらいの簡単な説明で理解しなければ」と暗示にかかっていませんか?

「一対一」、「プラチカ」、「やさしい理系数学」をムリして使用しても、実際には挫折している問題集No.1でもある理由を考えてみて下さい。

 

特別な能力が備わっているわけでもないのに、医学部志望だから無理して理解したフリをしなくてはと考えると、誰のための受験勉強か分からなくなります。

ムダな問題が多い問題集を必死でこなしたとしても、吸収力には限界があります。

特別な能力などほとんどの人に備わっていないことを自覚し、自分にとってわかり易いシンプルな問題集に徹するべきです。

 

長時間のムダな勉強も止めて、8~9時間きっちり勉強したら、しっかり休憩を取って下さい。

週に1日は休みを取らないと、途中でダウンしてしまいますし、ムリをしても続きません。

医学部に合格するために大切なことは、できる範囲のレベルのことをきちんと繰り返しこなして行くことです。

 

医学部受験というイメージに囚われすぎず、初めから背伸びをしても伸びを欠いて行くだけですので、医学部志望だからこそよく考えて基礎に徹しておくことです。

国公立医学部合格の基礎固めとして、2次のテーマがよく盛り込まれ、プロセス確認にもなる河合のマーク模試と、センター試験過去問を使用し、基本的な公式の扱い方や、計算訓練など数学の素養を徹底的に磨き、マーク模試が90点以上で安定するようにしておきます。

 

ここが重要なポイントで、夏までにこのレベルを達成していないと大変なことになります。

その後、演習と同時に数Ⅲの微積の勉強を行いますが、微積の問題には1にも2にも計算力、つまり基礎が要になります。

 

 

医学部合格を確実にするために英語を極める

国公立医学部合格を確実にするために、鍛えておく必要があるのは実は数学よりむしろ英語ではないかと思います。

数学はムダに応用レベルのことまでやって、英語はそこそこで終わっている医学部受験生が多いようです。

英語はやることがたくさんあって、実力になっているのか分からない努力が多く、途中で手を抜いてしまいがちで、結果が見えやすい数学に勉強の比重がかかってしまうのは理解できます。

 

予備校であまりに数学を強調し過ぎるのも問題で、あくまで英語の偏差値を最低でも70以上で安定させ、その上での数学や理科の勉強であることを理解して下さい。

英語のマーク模試で190点以上を安定して取れないビミョーな流れでは、入試本番で200点近い点数が要求される総合得点9割以上の世界では、かなりの足かせです。

2次試験の英語の得点力が6割程度では、しわ寄せは理科や数学に来ますが、8割を安定して取れるなら、万一、数学など他の教科で失敗しても安心できる保険になります。

 

英語は安定した学力があれば、大幅な失点はあり得ない科目で、問題の本質は易しく、分量で惑わされるだけで、難易度そのものは高くありません。

国公立の場合の英語は単に問題処理の速度が遅いために、思考できる時間が少なく、難しいと錯覚しますが、正しく勉強すれば、基本的にどんどん成績は伸ばせる教科です。

数学にムダに使っている時間を英語に向けて集中してみて下さい。

 

読解練習を積むにしても解法を意識して問題に取り組むようにし、まずは語彙力、文法語法力を蓄えるよう、暗記モノを徹底的にすることで後が楽になります。

6月までは暗記モノだけをやっても良いくらいで、英語は正しく勉強すれば必ず味方になってくれる点数を獲得できます。

 

 

短期間で成績を上げるために

国公立医学部に合格するために1番に考える必要があるのは、勉強に対するスピードで、じっくり考えながら結局ダラダラと勉強していてはまったく意味がありません。

早く合格して医者になるための勉強と人生経験を積むことに集中できるよう、受験勉強がひとつの手段になる必要があります。

大学受験レベルの勉強を「学問」のように捉え、粘り強く最後まで考え抜いていては間に合わないという図式が定着し、これでは本末転倒にしかなりません。

 

短期間で成績を上げ、一刻も早く合格できるようにすることが、国公立医学部受験生には求められます。

極力、勉強のムダを省き、本当に必要なことだけに集中し、もっと要領を考えるべきで、今の自分が志望大学に合格するために、その勉強に意味があるかどうか、今の勉強のペースで間に合うか、センター試験と2次試験のどちらに比重をおくべきか、教科の勉強の順番はどうすれば短期間で成果が出るのか、難問に取り組む必要があるのかなど現状の勉強を見つめ直し、自らの姿勢に問いかけをして懸命に頑張っていくべきです。

医師になるためには本当の勝負は医学部に合格した先ですから、国公立医学部受験生はどうすれば楽になるのか究極的に考えていくことが必要です。

 

 

自分自身の勉強スタイルを確立する

国公立医学部合格を目指す大半の人は真面目な受験生で、人の命を預かる仕事として真面目に頑張らなければならい使命感を感じている方がほとんどで、真面目に取り組まないと合格しないという思い込みもあると思います。

そのせいで予習復習をきちんとやって予備校の授業にきちんと参加していれば合格できるという意識を持ち過ぎている傾向がありますが、予備校の授業を消火していればそれで足りるのでしょうか?

加えて問題集を活用している方も大勢おられると思いますが、すべて消化不良になっているのではないでしょうか?

 

効率重視の勉強をせず、王道の勉強を優先した揚げ句、残りの日数で足りなくなり、多浪への道に入り込む可能性があります。

早い段階で自分自身の勉強を中心に進めて行くスタイルに変えて行かないと、頑張っても悲惨な結果が待っていたりします。

 

合格率が恐ろしく低い国公立医学部一本だと、来年も浪人しながら勉強している結果となる可能性が高いのです。

勉強の進め方、授業の取り方を本気で見直し、修正し、自分を変えていくことが成功の条件です。

 

 

「国公立・私立大学医学部合格体験記から」

早めに苦手教科を克服して京大医学部に現役合格

私は同級生に誘われてオープンキャンパスに参加したのがきっかけで、京都大学医学部を志望校に決めました。

両親にそのことを伝えると「止めておいた方がいいんじゃない?」という返事でした。

両親から出された医学部進学の条件は国公立大学であること、プラス現役合格だったので、難易度が高い京都大学を目指すことにかなり不安を感じていたようです。

 

ただ、私は京大にどうしても行きたいという思いが強くあり、意思を貫き通しました。

両親の京大受験に対する否定的な姿勢は、センター試験終了後、願書提出まで変わりませんでしたが、私の決意に難色を示しながら、学校と予備校間の車の送迎を引き受けてくれ、さまざまなサポートをしてもらいました。

今、考えると両親の反対は京大医学部現役合格へのプレッシャーを与えないようにするためのものだったかも知れないと思い至り、両親に改めて感謝したいと思いました。

 

京都大学医学部を志望校に決めた時期と言っても、学校の宿題をする程度で自主的な学習は殆どしておらず、高校2年生の11月に京大の模試を受けたところ、入試で配点が高い理科の基礎力が不足していることを痛感させられます。

それからは基礎力不足を克服しようと受験勉強をスタートすることにしました。

苦手分野の克服を効果的に進めるために高校の担任の先生に相談したところ、京都大学に合格した先輩の勉強法を教えてもらいます。

 

それは1日の学習時間を15分単位に区切り、決まった時間内で問題を解くことを繰り返すという勉強法でした。

苦手科目の勉強は敬遠しがちで、やり始めても気分が乗らず、時間ばかりがダラダラ過ぎてしまうことが多いですが、この勉強法は苦手意識をそれほど感じずに勉強を効率良く進めるのに効果的ということでした。

私の場合、もう少しゆとりを持って勉強に取り組めるよう、学習時間の区切りを15分単位でなく、30分単位として高校2年の冬休みから理科の総復習を徹底することにしました。

 

理科の勉強時間が自然と増え、最終的には苦手意識を克服し、京都大学医学部合格へ大きく前進させることができました。

受験勉強のスタートは高校2年の12月から、苦手教科の理科を克服するため、教科書を見直しながら、総復習を始め、勉強に集中するため、演習などの時間を30分単位で設定し、携帯電話は極力我慢して勉強に集中する環境を作りました。

具体的な現役合格までの軌跡を紹介します。

 

高校2年

8月 オープンキャンパスに参加し、志望校を決定

同級生に誘われて京都大学と大阪大学を見学し、好感度が高かった京大の受験を決意。

11月 京大模試に挑戦。学力不足を痛感する

入試で配点が高い理科の基礎力が弱いことを実感し、やるべきことが明確になる。

12月 高2の冬休みから受験勉強をスタート

担任の先生のアドバイスを受け、苦手教科克服のため、学習計画を立て、着実に進めて行く。

 

高校3年生

4月 勉強に集中できる環境づくりを徹底

自宅では集中して勉強できないため、高校や予備校の自習室を利用し、夕食は送迎の

車の中で摂って時間を節約する。

6月 高校生活最後の体育大会に全力投球する

早朝や昼休みは応援練習に励み、単調になりがちな受験生活でも全力で打ち込める

ことがあって良かった。

7月 高校の勉強合宿で仲間から刺激を受ける

ともに受験勉強に頑張っている仲間たちの姿に触れ、自分だけが辛いのではないと

実感し、みんなからヤル気と刺激を受ける。

11月 学校の休み時間は自主学習に充てる

友だちとおしゃべりしていた休み時間を自主学習の時間に充てるようにする。

12月 センター試験で目標を超え、京大合格を勝ち取る

勉強のペースを崩すことなく、入試本番を迎え、模試を受けるような気持ちで落ち着

いて試験に臨み、念願の志望校合格を果たす。

 

 

医学部予備校の私立大学医学部現役合格体験記

・実力がつくほど自分のできない部分を新たに発見

特に成績が伸びたと実感できたのは英語で、英文法については1年で得意科目になったと思います。

英語の長文読解の問題は何となく解いていましたが、文法が理解できるようになったことで自信を持って解答できるようになり、もともと苦手だった数学は偏差値50台でしたが、夏以降は偏差値60台をある程度安定して取れる実力が身に付きました。

4月に予備校の先生からアドバイスを受け、英語はNEXT STAGEのイディオムをすべてやったことが後々すごく役立ちました。

 

先生に指示されたことは基本的に素直にやりましたが、常に自分で自分のことを分析するように意識するようにしていました。

問題を解いて実力がついて行くにつれ、自分ができない部分が新しく見えるようになり、そのため自分の実力を過信せず、次の課題に取り組めたことが良かったと思います。

予備校生活はいつも朝9時前に登校し、授業を含めて予備校にいる時間は休憩をほとんど取らず、ハンパないくらい集中して勉強していました。

 

その分、日曜日は模試がある日以外、意識的に休みを取って生活にメリハリをつけるようにし、1年間がんばり続けることが大事だと思い、自己管理するようにしました。

勉強方法はとにかく「繰り返し」を意識し、2~3回の繰り返しではなく、英語なら同じ文章を20回くらい連続して読み直し、徹底的に読み込むようにしました。

数学は翌日、1週間後、1ヶ月後など期間を置いて同じ問題を何回も解き直しました。

 

1年間の受験生活で夏頃、疲れとともにモチベーションが急激に下がり、勉強が手につかなくなったときがありました。

思い切って休みを取り、東京に行き、早稲田大学や東京大学、日本医科大学など様々な大学を見学したことで、モチベーションがすごく上がり、これまで漠然と医学部に行きたいと思っていた気持ちが、どうしても日本医科大学に行きたいという気持ちに変わりました。

夏に東京に行ってなかったら、受験生活を1年間頑張れなかったかも知れません。

 

・得意科目も敢えて受講し、基礎が固まり、模試の成績アップ

英語は得意教科のつもりでしたが、予備校入校前に何となく解いていたので、問題の難易度が上がれば上がるほど正確な読解ができませんでした。

予備校の1対1授業で基礎的な英文法や読解を学び、早く正確に解けるようになったので、英語の偏差値が70近くになりました。

中々成績が上がらなかったのは苦手な化学で、授業で先生が言われたことを意識し、時間をかけて教科書を隅々まで理解するように努力しました。

 

苦手科目の数学と理科の基礎固めのため、高校の授業後に予備校に通い、推薦入試受験が決まり、直前は英語・数学に科目を絞って、過去問を含め、集中して勉強に取り組みました。

1対1の小論文対策は大変役に立ちました。

英単語は休み時間に友人と問題を出し合って覚えるようにし、深夜1時ごろまでみっちり勉強していた夜型だったのを、入試2週間前くらいから朝型に切り替え、本番に備えました。

 

土日祝日も完全オフとはせず、1日だいたい10時間くらい勉強しました。

最初は理数中心でしたが、7月から得意科目の英語の授業も受講するようにしたところ、9月頃から模試成績が一気にアップし始め、予備校で英文法・語法や単語をきっちり学習したおかげだと思いました。

予備校で朝から夜までみっちり授業を受けて、最初は一般試験も考えましたが、最終的に藤田保健衛生大学の推薦に進路を決めました。